マイケルM金子のマイケル流!

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* 公的資金投入 2003/05/26 Mon
* グランド0 2003/05/20 Tue
* ワイルドさんへ 2003/05/07 Wed
*           <返信> ワイルドさんより・・・ 2003/04/27 Sun
* NYにいます。 2003/04/25 Fri
*           <返信> R&Mさんより・・・ 2003/04/16 Wed
*           <返信> VEより・・・ 2003/04/13 Sun
* 鉄腕アトムへの謝罪。 2003/04/08 Tue
* 報道って? 2003/03/27 Thu
* 独り言、、、、、、 2003/03/25 Tue


公的資金投入

マイケル流  りそな銀行公的資金投入で思った事。 
 
あっという間に日本へ戻り数週間。その間に、りそな銀行への公的資金投入をもって実質的に、りそなは国有化してしまった感が否めない。公的資金と言うと我々に関係ないように聞こえるが、換言すれば国民の税金から算出されているわけだからあなたのお金の一部が使われている訳だ。マイケルは、銀行を助ける政府の判断に良い悪いを言うつもりはない。本来銀行ビジネスは利益性の高いもののはずだ。日本において金融システムをここ数年揺るがしてきたのは、社会に現存する隠ぺい体質。粉飾決算後に倒産した銀行があったことも記憶に新しいと思う。まだ無くすには程遠い山済みの不良債権。今回の経緯に関しては、金融はマイケルの専門外なのであくまでパンピーの立場。(つまり経済はど素人の一般People)の立場で思ったことを書かせてもらう。 
 
今回の対策が焼け石に水政策にではないことを切に願いたい。ただ日銀の既に数多く打ってきた緩和策、国債発行などもまだ公共投資を根幹に置いた日本の政策(に見えてしまう。マイケルが勉強不足なのかもしれないけど。)の中で一向にデフレ回復の兆候もないまま、時だけが過ぎている感を抱く。それは友人の海外投資家たちも同じ懸念を持っている。戦後先進国でこれだけ大幅で長期的デフレを経験した国はわが国だけではないか? 
 
マイケルが他の日本国民と共に小泉首相に期待したのは、行政改革だったはず。 
銀行の国有化でもなければ、精神的、物理的な自由主義国家をささえる経済的社会主義国家ではない!本来、政官行が実質的オーナーの金融機関が自由資本主義国家と言えるのか?今こそ半世紀、つまり2050年を見据えた国家的戦略を考え直す時ではないか。どうも臭いものに蓋、目先路線、今と言う時のコモンセンス上のT.P.Oの見誤りが未だに公共投資を中心に動いているこの国を見る時、痛感するのである。 
 
SONYの故森田会長が、アメリカのニュース番組に生出演しているのを見てた時印象に残る言葉があった。「金は、企業としても個人としても欲しい。ただし、金は企業にとっても個人にとっても本来は必要なものであって欲しいものであってはならない。私は、ものを作り続けたい。良いプロジェクトは、新たな市場を開拓し映画一つ取ってもその見方自体、つまりライフスタイルも変えてしまう。結果欲しかったお金は物創りについて来る。」(大意)流暢でないけど、どこかのお父さんも大統領だったテキサス州出身の大統領より説得力ある英語で答えていらした。故森田会長のお言葉に、今日の経済問題を解決する鍵があると思う。経済連会長の椅子を前に倒れられたMr. Japanを惜しむのは僕だけではないだろう。とにかく会長の言われている中にある経済の基本に帰ろう。需要と供給のバランスに。21世紀の今日決して物とは箱物だけではない。各種サービス関連職種。ソフト開発で権利ビジネスをもっと盛んにしていくこと。そういう意味では、マイケル関わっているエンタテインメント産業も海外においても2次使用、3次使用まで考えた作品作りをしなければいけない。日本のアニメなんかその例。もしかすると、練馬区、文京区(その周辺はアニメ制作会社密集)あたりが日本を変えていくのか?20世紀に汚した環境をバイオテクノロジーなどの基礎研究も活用し、土壌をきれいにすることや、ブラジルなど南半球に大掛かりな林業を起こし、近年まで木の家に住んでた日本人の住まいを時間をかけ都市近郊地区開発の一環としてしゃれていて、環境ホルモンをあまり出さないログハウスタウンに変えていく。はげ山は許さない。NZあたりの原野でも英国人19世紀に開発した時に作られた隙間が沢山ある。その傍ら反面で都市機能を超超超高層化&大型化。今雑居ビルのあるところの土壌をきれいにして後緑地化。公園利用等で都会の緑地帯は酸素の工場。またカプセルホテルなんかを思いついた日本人の知恵を上手くプレゼンしていけば、厳しい宇宙環境、例えば火星などの今世紀後半の移住計画には、日本の建築産業、デザイン等の企業への投資も集まるだろうし。その時には、東京などの汚れた土壌と水を将来取り戻す時に得た技術は、流用出来るもの出て来るだろうし。 
(この土壌をきれいにする技術が実際あるらしいことは噂で知っている。地表に溜まった有害物質を、ある薬品とともに徐々に地下のマグマ付近まで?沈ませてしまうことの研究が行われているらしい。) 
 
とまあ、最初は経済の話でオジサンチックだったけど本質的にポゼティブ思考のマイケルは、未来を考えると創造力が豊かになり少年のようになってしまう。ここで言いたかったのは、上記は僕の想像の世界かもしれないけど日本には蓄積されている基礎研究が沢山あるはず。80年代リサーチ&ディベロップメント企業投資比率は、ボーナスばっかり気にしているアメリカ大企業の役員からすると世界で一番高くR&Dに回っていたはず?それらは、モディファイすれば使えるものもあると思うし、人間を日本の資源と考えるならば、教育にも生き金が使えると思う。ただしサービス業を中心に活性化を考える際、一つだけ死守しなければならない日本の牙城は日本の今日の発展を支えてくださった町工場の職人さんたち。この人たちは世界の宝。皆が当たり前に使っている携帯電話一つ取ってもこの精密さを持った日本の伝統とも言える職人魂がなければここまで小さくならなかったろう。国の内外を問わず彼らに活躍の場を与えられるエージェント業務なんかも面白い。 
 
とにかく、ここ最近のここまで利子が安くなっても民間に金が動かない中で物価向上つまりインフレ傾向にシフトするのは無理。勿論不良債権が企業へ金を流すのに動脈硬化の要因になっているのでその対策は必要だが、同時進行で政府はもっと民間に金が(民間も20世紀後半型経済、社会構造から脱皮した次世代の枠組み自体変えてしまうような国家的プロジェクトを作らなければいけないが。)流れる傾向性を加速していく政策を打ち出して欲しい。T.P.O(時、場所、状況)が変わってきているとは言え、需要と供給と言う大原則は変わっていない。今こそ民が主で国を動かす時。そういった意味で、横浜市長が着手しているプロジェクトにマイケルの期待は大である。内容は、ここでは長くなるので省略するが興味があればネットででも情報提供していると思うので見てください。もしかすると横浜市は従来の役所にあったところの、予算の配分が各部署の力を決めて行く流れから脱皮出来るかも。横浜からの熱い風を期待しましょう。マイケル 
>> DATE :: 2003/05/26 Mon


グランド0

先週NY、SF、から無事帰国。NYでは、グランド0に行って来ました。元々トレードセンターがあったところの景色をよく覚えているので、あったものが無いと変な感じです。急に鼻がなくなったみたいな。そこに新たにメモリアルを建てるという事でその場には活気が感じられました。しかし、あの9.11テロ計画者(とされている)オサマ・ビンラディン氏の存在はいまだに大きいプレゼンスをアメリカに残しています。そこへいくと、イラクのフセイン元大統領の影の薄いこと。2人の違いを考えてみると、フセイン氏は独裁者。ビンラディン氏はテロリストという西側の見方だからだろう。独裁者はいくら独裁者でも政府組織がなくなればただの人。巷では生きているのか死んでいるのかもあまり話題に既になっていなかった。しかし、ビンラディン氏は、いまだに話題に。 
 
テロリストは、その命ある限り(仮に既に他界しているとしてもその精神を承継された残党がいる限り)世界に脅威を与えられるという事なのか。たしかに、アルカイダの犯行とされるテロ行為が最近たて続けに起こっている。見えない敵こそ本当に怖い。 
 
SARSの脅威も見えない脅威。不良債権も一般人には見えにくい日本経済のガン。とにかくサバイバルを常に意識しなければいけない21世紀初頭になった事は確実のようだ。ゴジラが怖かった時代がなつかしい。(モノクロ作品の元祖ゴジラは本当に怖かった。)ゴジラより怖いものが世の中に生まれすぎた。今やゴジラはマスコット&アイドルだもんね。 
マイケル
>> DATE :: 2003/05/20 Tue


ワイルドさんへ

投稿ありがとう。今NYで滅茶苦茶忙しい。なかなか返事かけなくて御免なさい。 
グランド0の状況見てきてリポートします。では取り急ぎ、マイケル
>> DATE :: 2003/05/07 Wed


          <返信> ワイルドさんより・・・

はじめまして。 
日記を時々チェックさせて頂いております。 
マイケルさんの視点が、とても面白く、僕も素直に勉強でき、また共感できるので 
書き込みをさせていただきました。 
前の情報では、現在N.Y.にいらっしゃるようですが? 
ちなみに、あのテロがあった、元世界貿易センタービルのあと地は、現在どのように 
なっていて、今アメリカが戦争をしている事実を国民がどうとらえているのか? 
不思議です・・・ 
あんなに、罪の無い犠牲者がでて以来、ままならないのに、同じような事をしているアメリカ・・・ 
いかがなもんでしょうね??? 
日本にいると、TVを通じてしかわかりません!! 
常に、往復されているマイケルさんの思うところを、お聞かせ頂ければと思いメール 
しました。 
PS:細かいですが、公用とは・・・?何かやられるのですか?
>> DATE :: 2003/04/27 Sun


NYにいます。

おひさしぶりです。先週から公用、私用でニューヨークに来ています。返信をくれたR.Mさん。ありがとう。 
 
NYは最近まで戦争をしていたなんて思えない雰囲気です。今バタバタしているのでまた書き入れます。まずは、マイケル生きていることだけを記しておきます。もしNY情報僕がいる間に調べてほしいことがあれば、返信いれてね。皆でシェアーできる情報ならできる範囲でHOTEST インフォこのコーナーで紹介します。 
 
マイケル
>> DATE :: 2003/04/25 Fri


          <返信> R&Mさんより・・・

健康どう?を見まして初めてメール致しました。これはだいぶ前に一度 
拝見しましたが、連載になったのですね。酒の二日酔い、肩こりとたて 
続けに私にドンピシャのお話で、スラスラと読んでしまいました。 
最近のイラクの戦争に関するアメリカへの不安等、飲み仲間とは一 
人一人の意見もまちまちでストレスを感じ、侃侃諤諤しており、マイ 
ケルさんの戦争に関するコラム?に関して、こちらももすらすら読ん 
でしまいました。(^^)多彩な特技と才能、そして考えをお持ちの 
方なんだな、と感じました。次回の健康どう?もこちらのダイアリー 
も楽しみにしていますね。それでは(^^)/
>> DATE :: 2003/04/16 Wed


          <返信> VEより・・・

4月11日発売号でゆかりん・マイケルがモチーフの漫画 
「ヤングアニマル/健康どう!?」がスタートしました!! 
皆様、読まれた方は、ご感想を付属のハガキに記入して白泉社まで送って下さい。 
次回は、25日発売予定です。 
>> DATE :: 2003/04/13 Sun


鉄腕アトムへの謝罪。

2003年4月7日。その日は、御茶ノ水博士によって東京を出生地として開発された鉄腕アトムの誕生日。僕は子供の頃この日を何処で何をして迎えるのだろうか?とよく考えていた。その頃の僕にとって21世紀は、とても遠い未来であった。僕の近所には米国駐留軍が生活し、幼馴染は3人に2人は、米軍の家の子供たちだった。勿論、東京が焼け野原になった(今日のバグダッドの比ではない)事はさすがフォーエバーヤングの僕には記憶はないが、その影は、50年代の東京にはところどころ残っていた。そんな中でアトムを通じて見た未来の東京。アトムは、平和な未来と夢、そこにまだ若干残っている悪者がロボットを使い非常に局地的な代替戦争を行っていた。(それをダークに描いたのがターミネーター?)でもそのあかつきには、平和があると思っていた。だってこんな愛と勇気の科学の子を作れる人間の想像力&創造力は21世紀、つまり僕らが大人になる頃には過去の過ちから学べる知恵が僕らにはあるとアトムを通じ子供ながらに感じ取っていたからだと思う。そのアトムの誕生日、皮肉にも僕は米軍の戦闘行為のニュースでアトムの誕生日を忘れてしまい一日遅れの今日、アトムに関するメディア報道で思い出している。 
ごめんねアトム。I am so sorry. 
 
御茶ノ水博士になれなかったマイケルより
>> DATE :: 2003/04/08 Tue


報道って?

アメリカがイラク放送局を攻撃。破壊。ジュネーブ条約で放送局は攻撃してはいけないはずなのに。 
 
ブッシュ政権いわく、「つまらぬプラパガンダ流すから。」だったらアメリカはながしてないのか?欧米諸国が国際連盟で日本に特別な感情を抱かせたのも、当時の世論を動かしたものも一枚の写真だった。(中国の子供が誰もいない駅で泣き叫んでる?もの。ディズニー、ジョンウェインメンタリティーには相当なものに映ったに違いない)でも、後世に出てきた他の写真資料からそれがタイム誌が雇っていたカメラマンのセットアップであることが明白になった。回りに沢山の人が(大人)がいてそこに子供を置いたのも分かっている。その子が戦争の被害者であることはもちろん僕も否定しないが。 
 
アメリカは、メディアの力をフルに使い世論を動かしてきたはず。報道の自由もうたっているはず。なぜ、条約違反までして放送局を爆撃する権利があるのだ。 
 
CNNにもがっかりした。イラク側の記者会見の模様が生中継され始め1分。 
「これは、明らかに米国政府と見解が違う。」と言って放送を打ち切った。 
アメリカは自国放送局にまで圧力をかけているか?そんなムードを作っているのか?それを知る権利、自由。我々はそれを見て判断することも出来ないのか? 
自由を守る戦いの中で垣間見るアメリカの不自由。矛盾。偽善。 
 
アメリカは、E爆弾。電波を強力な磁気で妨害し放送が出来なくなるものまで今回使用した事をあきらかにした。この新型兵器は、放送だけでなく医療機器、ペースメーカー等にも影響しうる。これは、大量破壊兵器ではないのか? 
 
何一つ説得力と正義を感じさせないアメリカブッシュ共和党政権に21世紀型帝国主義出現の恐怖を感じるこの頃である。 
 
追伸。副大統領の、ディック・チェイニーが、1995〜2000年までCEOを務めた会社が、戦後のイラクオイルビジネスの権利一部既に取得したニュースが流れた。まだ戦いが継続中に。こんな予算の大きいものがここ数日で決まるわけがない。ある種の談合があったとしか思えないと思うのはマイケルだけでしょうか? 
 
イラク開放の戦争といっているが、アメリカの中東開放?でこんな事が公に許されては中東の(世界の良識派の)人々には映らないぞ!ディックのディックヘッド!
>> DATE :: 2003/03/27 Thu


独り言、、、、、、

TBS 人気番組、「Good Luck!」も終わった。あまり、その手の番組を見ない俺なのに最後まで見てしまった。きっと、主題歌のせいもあるのかな? 
 
23年前、夢以外のものを持っていなかった俺は生まれて初めて飛行機に乗り成田からアンカレジ経由で一路ニューヨークへ。不安半分、言い知れぬ期待感半分。その機内で75年?のデビューアルバムから好きだった山下達郎を聞いていた。 
 
彼の「ライド・オン・タイム」80年5月発売?が流れ始めたその時不安と期待で眠れぬ俺が光を感じ、日よけをあけた。はじめて見た飛行機からの朝焼け。そのイントロと景色に予感を感じた。何の予感か分からなかったけど何か素晴らしいものを。その、予感が今日の俺がまだ頑張っているエネルギーかもしれない。 
 
何か俺には甘酸っぱいものを残して迎えた最終回「Good Luck!」だった。 
俺ってミハーだったのか。 
 
マイケル 
>> DATE :: 2003/03/25 Tue



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